猿板

遊山黒子衆SARUの記録

秋の面河尾根へ 前編

面河渓谷へ

 11月6日久万高原町面河村
紅葉を求めたSARUの遊山は
石鎚山面河渓谷を訪れました。
◆面河渓谷
「ちょっと早かったかなぁ〜。」
面河渓谷の岸にある広葉樹達は
これから紅葉に向かうようでした。

石鎚山裏参道
 石鎚山南先鋒を目の前に迫る
面河尾根に向かい石鎚神社の鳥居を潜り
長い石段から始まる山道に入りました。

急な石段に息を弾ませ
ゆっくり高度を上がるごとに
木々の色は秋に染まって行きます。

                    
◆面河尾根
 高山に囲まれた原生の森に
遅い朝日が差し始め
シロモジに映る枝影が美しい。

光を得たブナの森が輝く。

四季があればこその風景が
私達の心まで染めて行く様でした。

 2時間ほど歩いて稜線に近づき
木々の間から覗く真澄の空の先に
四国の霊峰は待っています。
  心願の色あらばこの照紅葉  渡辺昭