猿板

遊山黒子衆SARUの記録

猫娘剣山系を行く 雨の始まり

カツ丼:700円

 高知県大豊町役場前の「ひばり食堂」
ここの豚カツ2枚。飯は1合はあるであろう
700円のカツ丼から今回の遊山は始まります。
◆秋雨前線を回避したこと
 中止となった遠征の為に取っていた
猫娘の休暇だけは活かしたい私達と和宏さんは
前線の影響が少ない四国剣山から始まる
四国の主稜線縦走に猫娘と出かける事にしました。
 「まだカツ丼お腹に残っちゅう〜(涙」
◆伝説信仰の山であること
 剣山は標高1,955m西日本第二の高峰で
深田日本百名山の一つに数えられています。
その山名は安徳天皇ゆかりの剣が由来と言われ
山岳信仰の山としても古くから知られています。

 今回の登山口は標高1420mの見ノ越
剣神社へ続く石段から縦走は始まりました。

◆雨の森でのこと
 登山リフトもありますが折角の雨の遊山。
短い行程でもありブナ達が覆う山麓
雨の風景を歩いて楽しむ事にしました。

また宮尾登美子の小説「天涯の花」の舞台となり
その天涯の花「キレンゲショウマ」を始め
多くの花が咲くことでも知られています。

◆天辺のお宿でのこと
 見ノ越から約1時間30分で
今日のお宿「剣山頂上ヒュッテ」に到着。
山小屋の管理人である新居さんご夫妻の
いつもと変わらない笑顔が迎えてくれました。

この日紅葉前の山小屋は宿泊者も少なく
いびきが酷くいつもテント泊な私も
安心して泊まることが出来ます (笑)

そして何と言っても飯が美味いこと!!
新居さん手作りの地元の口福が
体も心も温めてくれること請け合いです。
        
 お風呂で汗をさっぱり流して
大阪からは12時間かけた疲れを癒し
 改めて「 猫娘、四国へようこそお帰り〜!! 」
明日から回復に向かった遊山に出かけるよ。

                     秋雨やともしびうつる膝頭 一茶