猿板

遊山黒子衆SARUの記録

また一つ宝物を頂いて

お疲れ様

 心から良い旅であったと言える
山行を終えて共に歩んだ友と
上手い酒と料理を頂いてきました。
◆土佐で頂く
 遠くにいる友とずっと温めてきた遠征が
秋雨前線の遅い南下により中止となり
共に参加する予定だった関西の友と
四国へ雨を避けて得た幸運な遊山でした。

◆肥やしを頂く
 計画の断念は大変残念な事でしたが
「大変」というのは不幸ではなく
大きく変わることが出来るチャンスです。

遠くにいる友達とのご縁は
中止に至るメールやり取りでも
この「大変」が肥やしとなって
益々深まって行くと実感しています。
          
◆心を尽くす
 今回四国の主稜線18kmの行程を
テント(とエビス)を背負って共に歩いた
大阪の妹を土佐でおもてなししています。

「まあ、食べや!」「まあ飲みや!!」
「河童兄ぃ〜。tochi姉ぇ。私高知大好き!!」

 この料理以外に土佐に魅力があるのなら
それは「龍馬伝」の坂本龍馬でも
アンテナショップにならぶ物産でもなく
お客を心からもてなす土佐っ子の「心意気」だと思います。
 また帰ってきいよ。
 物言へば唇寒し秋の風  芭蕉