猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな記念日  受け継がれたもの

のんびりと

河童の記念日遊山
今年は暑さを避け
いつもの森でのんびりと過ごしました。
☆気づいたこと
 仕事柄
多くの方と接する機会があります。
先日ふと目にとまったのは
使い込まれた素敵な
印伝の財布やカード入れでした。

☆そういえば
 毎日持ち歩いているので
あまり意識してませんでしたが
そういえばこの印伝ももう15年目・・・?
鹿皮も柔らかく漆もいい色になってきてます。
だいぶ禿げてますが
簡単な化粧品入れに使ってますから
山だって仕事だってずっと一緒。
思い出が刻まれ、捨てられないものです。

☆変化を楽しむ
 鹿のなめし皮を染色し型の上から漆で模様付けした印伝皮

河童にプレゼントしたのは
ひょうたん柄

とても気に入ってもらえたようで嬉しかったなぁ。
☆私も
 今使っている化繊の財布が壊れてきたので
選んだ長財布は梅糸巻格子

これから何十年の付き合いの中でどんな風合いになるか
とても楽しみです。

久しぶりに覗いた
甲州印傳屋の印伝を販売している
街の小さなギャラリー「太郎冠者」さん
長年愛用のポーチを見てもらったら
とても喜んでくださいました。

日本の皮工芸の文化に触れた9月
自然のものっていいなぁ。