猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな日常 命の音色

大好物

 リ・・リリーン・・リリ・・
27日の早朝 鈴虫の初鳴きが聞こえました。
三吉が居なくなった我が家では
よけいに愛おしく聞こえた
「おはよう」の音色でした。

☆涼しい贈り物
鈴虫の孵化に失敗してしまった今年は
山仲間の和宏さんやKさんから
また沢山の鈴虫を分けていただきました。

心のこもった和弘さんハウスは
いつも豪邸です  ^0^V
☆命は巡る
 雄が先に成虫になり
雌の成長を待ち求愛の音を鳴らしはじめる。
でも秋も近づく頃には羽は傷つき
音色も濁ってくるんですよね・・・。

そして雄は最後に雌に身を委ね
雌は雄の命を子孫に繋ぐ。
卵を産み落とした後の死骸を片付けながら
来年の再会を願う秋が訪れます。

 残酷なようですがこれも廻る命の仕組み。
今年も賑やかでも長い夏になりそうです。
 皆さまも暑さ厳しき折から
御自愛専一のほどお祈り申し上げます。

                鈴虫のいつか遠のく眠りかな  阿部みどり女