猿板

遊山黒子衆SARUの記録

お猿な遊山 Wザックの悲劇

Wザックの悲劇

 卯の花の 匂う垣根に
  ほととぎす 早やも来鳴きて
   忍び音もらす 夏は来ぬ
◆花は香るもの
 初夏の花ウツギ達が咲き始め
澄んだ緑の空気にtochikoが口ずさむ。
私はウツギの香りは好みではありませんが
その清楚な姿には魅力を感じます。
  ガクウツギ
そんな奥物部の森へ分け入る
夏に向かう韮生林道は
緑のトンネルになって来ました。

◆荷は背負うもの
 道端にぽつんと置かれたザック?
そこに張られた手紙には・・・
 「河童さんへ
  もってきてぇ〜  おさむ」
  って ・・・・ ^^;
「私が持つわ。楽勝♪楽勝♪」
 って ・・・・ ^^;
それは前後で30kg越えが
決定した瞬間でした。

◆夏は萌えるもの
 今週末は近江猿おさむ軍団と
かわず&天狗といつもの森で待ち合わせ。

大切な弟達とは2年ぶりになり
最近この森の変化を見て元気がない
私を気遣っての帰郷だと思っています。
「もうすぐおさむに会えるんやね。」

◆猿は木に登るもの
この坂を登り終えたらいつもの森。

そしてここは巨木達の居場所。

リスがエノキを駆けあがり
  ニホンリス 
森の奥から木霊の歌の様な
子供達の声が聞こえてきた。

その木々を覆う一際大きな沢胡桃の
殆ど天辺に何かが取り付いていますよ。

 水音の落ち込んでゆく木下闇  今井つる女