春の前線の合間を縫って
和宏さんと山猟師Kさんと
徳島県那賀町「西三子山」(にしみねやま)に
福寿草を求め向かいました。
◆歩き始めること
最後の集落に入るほんの手前で
前夜の大雨による落石が県道を塞いでいました。
地元の人によればほんの数分前の事で
正に我々は間一髪で難を免れた様です。
◆歩いて見えるもの
ここは下の登山口まで約5kmの距離ですが
年に一度の風景が先にあれば歩くしかありませんね。
でも日本屈指の降雨があり
隆起と浸食の最前線であるこの地を
歩いて改めて眺めてみれば人の暮らしも
独特の風景であることを見せてくれました。
◆里山の春のこと
今は林道が延び山頂まで近くなりましたが
車を降りてしまえば尾根を巻く林道を歩くより
かつての登り道の方が近道となります。
高い所は春には早い頃ですが
私達が歩いている集落の里の花が春を告げてくれました。
たまには歩くのも良いものですね。
ねえ和宏さん、Kさん (笑)
山里や井戸の端なる梅の花 鬼貫