猿板

遊山黒子衆SARUの記録

八ヶ岳遊山2009 集うこと

祠

 一人では出来なくても
仲間がいれば可能になることもある。
それが自然の中での
人が生きる術かもしれません。
◆5匹のSARU
「河童さんと一緒なら行けると思う。」
そう言ってくれた食うちゃん。
予定を変更して駆けつけてくれたYちゃん。
kaji弟、tochikoの5人で向かう今年の赤岳。

寒気団の狭間を縫う主峰の登頂は
私達の日程では29日のワンチャンス。
雲に隠れた赤岳鉱泉を目指す
雪の林道歩きから遊山は始まりました。

◆赤岳鉱泉
 私がここをテン場に選ぶ理由は
初めて八田さんと訪れた時の
赤く焼けた「大同心」「小同心」が
深く心に刻まれたから。

あの風景をもう一度みたい。

そんな私の勝手な想いに
付き合ってくれた仲間たちに感謝。

◆雪と月と湯豆腐
 夕方に近づき風が治まり
赤く焼けた雲の中から
月と共に現れる神の峰。

穏やかな月光に包まれたテントで
明日のために湯豆腐で温まり心を合わせる。
 明日は行くよ!