信州中山道木曽路。
今年三回目となる遊山は
帰郷に近い感覚でした。
◆開田高原
白樺の幹が美しい開田高原。
油断したブレーキ操作で
横滑り防止装置の警告音が鳴る。
流石は日本のチベットですね。
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片道8時間から真っ先に向かったのは
長い道中の疲れを癒す「やまゆり荘」の
硫酸塩源泉掛け流しの御嶽明神温泉。
御嶽山を目の前にする露天風呂も
今日のお山は厚い雲の中でしたが
これが今日の一期一会でしょう。
◆木曽路の口福
冬の木曽路と言えば「お蕎麦」
挽きたて・打ちたて・茹でたて
三たての新蕎麦を味わえる「大目旅館」
tochikoにごめんしてビールと前菜(笑)
この「すんき」と呼ばれる漬け物は
木曽で貴重だった塩を使わない
乳酸菌で発酵させたもの。
開田しかない「とうじ蕎麦」は
キノコ、野菜の出汁で蕎麦を温めながら
つゆとすんきと共に頂く。
地粉の新蕎麦と薪の香り
日本で最も厳しい環境にある里で
人と共に生きてきた本物の味を
越えるものは無いと確信した口福でした。
山畑や煙りのうへのそばの花 蕪村