鷺とノスリが餌場争いをしています。
生きた魚を食する彼らは
死肉を食べるカラスとは争わない。
自然は余計なケンカはしないもの。
◆初冬の森へ
ニホンカワウソが最後に目撃された
清流「新荘川」に沿った国道を遡り
tochikoの里檮原の「四国カルスト」へ
とも君と初冬の「ケヤキ平」へ行ってきました。
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◆眠る柞の森
葉を落とした柞の森は
木々の枝踊るシルエットの向こうに
青空が見え始めていました。
その静かな空気に響く音は
落ち葉をならす私達の足音と
ここで冬を越す鳥たちの声だけ。
◆森の残花
短い花の満開を追えば
慌ただしくもなりますが
残花を美しいと思えばゆとりが生まれる。
この日の寂びた風景の中にも
冬に咲いた花が迎えてくれました。
◆目覚めるもの
山間に遅い朝日が射し込み
小さい感性は目覚め
目に飛び込むもの全てが
好奇心の対象になって行く。
そんなとも君と道草しながら
辿り着いた森のまほろばに
「ほら、あれが森の主だよ」
我が歩む落葉の音のあるばかり 杉田久女
