猿板

遊山黒子衆SARUの記録

今年最初の冬のこと 頂まで

寒波襲来

 朝のラジオの天気予報が
月曜遅くから火曜日にかけて
寒気団が日本に訪れると言う。
◆冬が来る
 気がつくと私は韮生口駐車場にいた。
今期一発目の寒気団を迎えるのに
仕事をしている場合ではない。
車を降り落ち葉の道を三嶺に向かいました。
   blog Rankingへ
◆秋の中へ
 高度を上げる毎に
紅葉から落葉へと風景は変わる。

秋は色も音も感触も
五感全てが心地よい季節です。

◆稜線に出る
長笹谷に沿った古の峠道を登り
韮生越えの峠で稜線に上がり
雲に覆われつつある三嶺が姿を現す。

やがて寒気を伴う厚い雲が
光と影を操り始めました。

◆変化に向かう
 天候の変化を告げる
強い風の中にある三嶺の頂は
コメツツジが真紅に染まった
秋の装いを見せてくれました。

今宵はテントは持ってきましたが
他に宿泊者は居ないようで
避難小屋を使うことにしました。
(後に計三名いらっしゃいましたが・・)

北から流れ込む暑い雲の切れ間から
レンブランド光線が降りる。
その向こうに太平洋が輝くのは
空気が澄んできた証拠。

その変化を告げる日没に
三嶺も静かに沈んで行きました。