猿板

遊山黒子衆SARUの記録

讃岐の週末 Mさんの相談

Grand-path

 人間の足の骨の数は56個。
全身208個のうち1/4が足にある。
それは柔軟な動き必要とする
最も大切なものかもしれません。
◆靴の相談
 このブログでGrand-pathを知った
大阪のMさんが登山靴の相談に
先週末に来店されました。
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◆足を診ること
 大阪の大型登山ショップで
サイズを合わせてもらった登山靴ですが
長く歩いていると足先が鬱血し
痛みが発生すると言う。

 その靴とMさんの足を見た結果・・・
「靴が合っていませんね。」
平面的なサイズ(○○cm)だけでは
その人に合った靴は選べないとオーナーは言う。

◆大切なこと
足は全身の体重を支える大切なパーツ。
特に荷を背負い長時間上り下りを歩く
靴は登山を支える最も大切な
道具の一つであることは間違いありません。

その多くの骨が集まる足は個人差が大きく
一つとして同じ形が無いとも言え
同じサイズでも足形の違う既製の靴から選ぶ場合は
個々の状態と合わせる必要があります。

◆道具屋の見立て
 靴が合わないと足全体の歪みが発生し
膝痛や腰痛の原因になることが多く
靴選びは健康面にも大切な事だと考えます。

 同じサイズでオーナーが見立てた靴を履いて
  「これでどうですか?」 
その人の個性を見極め道具を選ぶのが道具屋の仕事。
そして自分と向かうフィールドに合った靴を選ぶことが
安全登山への第一歩だと私は考えます。