石鎚登山口「土小屋」へ向かう
面河川に沿った渓谷のモミジが
色づき始めていました。
◆霊峰へ
高知を発つ頃降っていた雨は
お山に近づくごとに次第に上がり
スカイラインから望む雲の中から
霊峰が姿を現しはじめました。
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◆雨の止み間に
大陸の空気が張り出し始め
季節境の前線が南へ下がった
その一時に出会えた休日。
白い雲が青い山並みに絡む
静かな風景に向かって歩き始めました。
◆秋の彩り
登山道を落ち葉が覆いだし
風景が変わり始めていました。
盛りを過ぎ破れた葉に隠れ
咲き残る寂しさが漂う残花。
小さな森の恵たちも
森に彩りを添えていました。
◆秋が下る
多くの人が歩いた古い信仰の道が
今年もまた秋に染まり始め
頂きから始まった秋色は
次第に山麓に下って行く。
見上げた雲の中から
秋を纏った霊峰北壁が現れました。
静かなり紅葉の中の松の色 越人
