猿板

遊山黒子衆SARUの記録

09春の子猿 木霊の事

訪問者?

 100年を生きた木には木霊が宿り
夜になるとそれぞれが歩き出し
踊ったり歌ったり出来ると言う。
◆河童の悪さ
 君たちが息を殺すテントの周りを
ガサガサ歩くその正体は
熊の毛皮を被った
お馬鹿な森の妖怪でした(笑)
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本気で泣いてしまったTOMO君
ごめんなさい m(__;)m

◆雨上がりの朝
 一晩中降っていた雨も
君たちの目覚めを気づいたように
上がってしまいましたね。
  おはよ
河童お詫びの朝ご飯を食べたら
この森の主に会いに行こう!

◆木霊の宿る木
 私達の森「ヌル谷のナロ」は
山の落盤帯に流れ込んだ沢が
長い年月をかけ土砂を運び込み
出来た深山の平坦地です。

その沢の始まりには
森の主の大栃が居ます。

何百年を生きた大きな木を
見上げる君たちの中にも
森が芽吹いてくれたら嬉しいな。

◆帰り道
歩こう 歩こう 私は元気
歩くの大好き どんどん行こう


狐も狸も 出ておいで
探検しよう 林の奥まで

友達たくさん 嬉しいな
 友達たくさん 嬉しいな


 君たちと遊ぶことは
私達の心の栄養でもあります。
こんな大人げないお猿さんと
また遊んで下さいね!

               やはらかし 風が若葉を通る音  上野章子