猿板

遊山黒子衆SARUの記録

花巡礼2009「カタクリ」 なすび屋敷

若葉

 なすび屋敷の変わった名前は
ここに峠を越える中持衆の宿屋があり
吹雪の晩山女が「なすび」を売りに来た
と言う妖怪譚が由来しています。
◆人が生きたこと
 かつては賑やかであった場所は
今では屋敷を支えていた石積みと
食用としていたであろカタクリ
その跡が残るだけになっています。
           blog Rankingへ
◆花冷えに会う
 カタクリの群生は屋敷跡付近にありますが
この日の四国は寒気に覆われ
花は開くことなく皆うつむいていました。

 残念ですがこれも一期一会。
また巡り来る春に期待ですね。
思い残すより思い切るです(笑)
 <2006年5月撮影>
◆いつも口福
 日本人の春は
木の元に集まり花を愛で
お酒と共に食を楽しむもの。

 和宏さんの持ち寄りは
飯盒飯と味噌漬けの焼肉。

この日頂いた山の幸は
酢味噌で和えて頂きました。

たとえその花に会えなくても
仲間の笑顔が咲けば良しですよね。
 そしてみんな好奇心とお弁当を持って
GWに野山を駆け巡るんだろうなぁ〜♪

                   故郷や どちらを見ても 山笑ふ  正岡子規