猿板

遊山黒子衆SARUの記録

天辺の遊山 音なき怒濤

夜明け

 登山の醍醐味の一つ
山頂から望む日の出は
神の存在を意識する
荘厳な一時です。
◆ 早 暁
 朝に染まり行く空に
夜の名残の細い月も
溶け込もうとしていました。
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◆御来光
 夜に冷えた空気を
暖色に染めて行く朝日。

 夜から昼へ青から赤へ移る
静かなグラデーションに
飽きることはありません。

◆はじまり
 朝は単純がいい。
おじやで全て頂けば
身体が目覚めます。

◆なごり
 峰を越す雲海は
静かな夜の名残。

下る私達を送るものは
アマテラスで輝く赤い空の海でした。

                        雲海の音なき怒濤尾根を越す  福田蓼汀