猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな木曽路 木曽駒さんと

薪ストーブ

 「薪の香りがするね。」
木曽路に入り気温が下がり
フロントガラスの曇りを除けようと
外気を入れた時
河童がそうつぶやきました。
☆再会の時
 高遠忘年会に先駆け
木曽駒さんに
木曽路を案内していただきました。
 その寒波の到来した日は
身が引き締まる様な寒さです。
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☆あたたまる           
「やまゆり荘」へ
長旅の疲れを癒すのは
木曽駒さんの笑顔と温泉。

久しぶりの再会が嬉しく
車からお風呂の中まで
ずーっと話に夢中になってたら
露天風呂で髪の毛凍ってしまい・・・(驚
お風呂では人生初の経験でした。
 本当なら目の前に御嶽山が望めるそうで
でも今日は低い雲の中でしたが
「また来いよ」と言ってくれているように思いました。

開田高原
 木曽から高山に抜ける峠道は
うっすら雪化粧をしていました。
雨氷が朝の太陽を浴びてキラキラと輝く
木曽馬牧場へ向かいました。

 牧場では木曽馬の里や木曽馬保存会の方々が、
貴重な存在になった木曽馬の繁殖と
保護活動をされているそうです。

 足が丈夫で短くお尻が大きい木曽馬は
長く日本人と関わってきた農耕馬。
厩は人と同じ棟の中にあり
南側の陽当たりの良い
一番温かい所で慈しみ育てられたと
木曽駒さんは話してくれました。
 そんな甘えん坊
こんなに近づいても
 可愛いいね〜。
☆とうじ蕎麦
 河童はとても面食い もとい 麺食いで(笑)
出発前から新蕎麦を楽しみにしていました。

 開田高原の中にある「大目旅館」さん。
この地方だけという「とうじ蕎麦」は
キノコや野菜のだし汁で蕎麦を温めながら
つゆも一緒に頂く食べ方。

 口に広がる出汁と蕎麦の香りが
ほのかに後を引きます。

 この「すんき」というお漬け物は
木曽では貴重だった塩を使わない
乳酸菌で発酵させたもの。

 初めての味は酸味が気持ちよく
蕎麦のだし汁と良く合います。

 身も心も芯まで温まった後
外に出れば真新しい雪が降る
素敵な旅の始まりでした。