猿板

遊山黒子衆SARUの記録

筒上山の初雪遊山 小春日

夜が明けて

 大陸の高気圧が張り出し
空気がキンと冷えた朝は
抜けるような青空でした。
◆目覚め
 薄暗い避難小屋から出ると
昨日の荒れた空が嘘の様な
眩しい輝く朝の光の中に
筒上山の頂が聳えていました。
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◆御参り
 境内の軒下をお借りした
筒上神様にお礼をあげに
頂に続く長い石段を登りました。

 頂上を成す切り立った岩の元
古い鳥居の奧に座る祠に
今冬の山の安全も祈りました。

◆権現様
 南を振り返れば
手箱山に続く稜線の向こうに
土佐湾から続く太平洋が
朝日に輝き

 祈りを聞いて下さったのか
白い山の上にアマテラスが
優しく我々を照らしてくれました。

◆友へ
 実は今回は大切な目的がありました。
それは霊峰石鎚山を眺めながら
友から届いたコーヒーセットで
朝を楽しむ事。

 しかし残念な事に石鎚山だけは
まだ厚い雲の中に隠れていました。

 でもこれは友と共に来いと
山神が仰っている気がします。
 まだ見ぬその友に Good morning!
 いつか共に
◆寄り道
 遊山の楽しみ今回の“寄り道”は
本川直販所でお蕎麦です。
この素朴なお蕎麦の甘めのお出汁と
おばちゃんの笑顔にはいつも癒されます。
 <山菜蕎麦:400円>
 そして「木の香温泉」
檜香る露天風呂に注ぐ小春日は
 心地よかったぁ。

                大空のあくなく晴れし 師走かな  久保田万太郎