頂に駆け上がると
一気に視野が開け
空の懐に抱かれます。
◆夢の原
太郎笈「剣山」(1,955m)は
「剣」の名には似合わない
なだらかな頂を持ちます。
blog Rankingへ
笹に覆われた広い山頂は
「平家の馬場」とも呼ばれ
平家落人が再興を夢み
馬を走らせていたと言われます。
◆陽と風
頂上部の木道の果てに
気持ちいいテラスがあり
そこでお昼にしました。
北に開けた眺望に
穏やかな陽射しと風が
身体と心を和ませてくれました。
◆帰り道
駆け上がって来た道を
季節の移ろいの中を
歩いて帰る事にしました。
冬から秋に向かい
季節をゆっくり遡りながら。
ありがとう。
◆鎮める
今回立ち寄った温泉は
高知県側に峠を越えた
紅葉の名所「別府渓谷」にある
「別府峡温泉」
炭酸水素塩泉の肌触りの良い湯と
湯船から望む紅葉が心地よく
身体を鎮めてくれました。