猿板

遊山黒子衆SARUの記録

近江猿帰郷遊山 職人のこと

じゅん

 SARU京都方面支部長おさむが
大学の後輩の婚礼を祝うため
家族を連れて帰ってきました。
◆おさむのこと
 おさむ達を連れて
四国の山を駆け回っていたのは
もう10年ぐらい前の事。
当時大学生だった彼は
今は立派なお父さんです。

 彼は大学で学んだ地質学と                 blog Rankingへ
ライミング・ケービングの技術を活かし
日本唯一のロッククライミング調査会社に就職。
職業クライマーの道を選び土佐を後にしました。

◆登りの職人
 岩手・宮城内陸地震などの災害の外
黒部などの景勝渓谷や山間道路に沿う岩壁
ダムや橋梁など巨大人工物の安全性調査など
それは彼ら「職人」でしか出来ない仕事。

 また遭難事故現場への救助隊の先導や
探検番組を引率した海外遠征など
ザイル一本に命をかけた技を
仕事の枠を越え活かす事もあります。

◆真の黒子
 他のプロクライマー達と違った
決して表に出ることのない彼らの
寡黙で命がけの仕事が登山、観光客の安全や
我々の日常生活そして環境を守っている。
彼こそ真の「黒子」であると思っています。

◆お帰りSARU集会
 おさむ家族の帰郷に
SARUは隠れ家「きたじ」に集合。

 その日の素材で勝負する
在庫を持たない小さいお店だから
「本物の新鮮さ」が頂ける
これも料理の職人の心意気。

 言うたちいかんちゃ
    おらんくの池にゃ
      潮吹く魚が泳ぎよる
        よさこい よさこい


 土佐のほんまもんのお店で嬉しい宴。
今宵はたんまり呑んで
 たんまり語り合おう。
 我らの誇りと共に