猿板

遊山黒子衆SARUの記録

ちはると大ちゃんの夏休み 「恵」

上屋敷・夏

 本来自然界になかった里の風景は
自然破壊と言えばそうなのでしょうが
日本人は自然を巧みに取り入れ
新たな“生態系”を生み共生して来ました。
◆大ちゃんの場合
 里は自然と人をくっつける“のりしろ”
里での大ちゃんのお目当ては
もちろん“昆虫採取”でした。
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 朝早くからお父さんと一緒に
虫かご持って出動です。
 
◆ちはるの場合
 動物好きで好奇心旺盛なちはる。
真っ先に向かったのは小春でした。
猪犬なのに臆病な小春がすぐ馴染んだのは
何か通じるものを感じたのでしょうね。

 そして里の暮らしに好奇心。
蔵の探検にも・・・
 「行きたぁ〜い!!」
真っ先に駆け出しました。

◆自然の恵
 それぞれ里の恵を受け止めてくれた様でした。
 大ちゃんは自らの手掴みは逃したものの
日が暮れて明かりに飛び込んできた
とびきり元気な野生「カブトムシ」数匹と

 おんちゃんが捕ってきてくれた
沢山の「クワガタムシ

 そして緑が送ってくれる“涼風”
猛暑が続く街では難しくなった
心地よい“お昼寝”を
夢付きで楽しむ事ができました。

◆心の恵
 一番の恵は人の心を頂いたこと。
日帰りで彼らに付き合ってくれた和宏さん

 地元の幸を持ち寄ってくれたおんちゃん

子供達に大人が持ち寄った「お互い様」
 『飯喰っていれば大人になるが
  「学び」がなければ人にはならない。』
私はこの体験が心の肥やしになればと願っています。

         悠然として山を見る蛙かな  一茶