猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 頑張らないこと

saru珠

 日々の私のジョギングは
走っている様に見えないほどの
とっても遅い「チンタラ走り」です。
◆ただ自然と向かい合い
 私は人と競うことが苦手なので
スポーツはしません。
 不器用な事も知っているので岩も登らず
ゴルフ場やスキー場も行くことなく
無垢な自然をただオロオロと歩いています。

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 唯一の趣味である「登山」も
日本から一番遠い山「カイラース」に
一ヶ月かけてボロボロで辿り付いた時に
「遊山」に変わってしまいました。
 
◆みんなで頑張ってきた日本
 経済成長期を生きてきました。
当時の「青春もの・根性もの」また「社会」も
「頑張った」後には「成果」があり
「達成感」も沢山あった様に思います。
 
 現在、山に来ている方々には
そんな時代を頑張ってきた世代が多く
頂上でお会いする清々しい笑顔に
その「記憶」が見える気がします。
 
◆変わってしまった日本
 でも今の日本は変わってしまいました。
非正規雇用」 「ワーキング プア」 
格差社会」 「勝ち組、負け組」
頑張っても報われないことが増えたかもしれません。
 
 でも絶対変わらない真理があります。
「生きているものは必ず死が来る」
そして「その人生は一度しかない」ということ。
それはみんな同じで平等な事です。
 
◆遊山へ行こう
 世の中に「悪いこと」はないように思います。
全ての事は何かに続いているだけで
人の善行や悪業の結果が
「報い」に繋がるだけだと思います。
 
 勝ち組だっていつ落ちるか解らない不安はあり
病気になって気づくものだってあります。
 だから、うつむいたら何にも見えません。

 たまには頑張らず「癒される」だけでいい。
頂だけでなく山麓にも「幸せ」は沢山あります。
 山においでよ。自然に帰ろうよ。
まず猿板で「頑張らない猿」と遊びませんか?
  世の中の「哀しい事件」に想う