猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 平家の里で

群生地

☆あの日から
 いつだったか
がむしゃらに山頂を目指していた頃
カンカケ谷の渡渉点近くで
一輪のベニヤマシャクヤクを見つけました。

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「あれ、初めてだな」って思ったのですが
きっとまた逢えるだろうと
通り過ぎてしまいました。
 しかしそれからは二度と
その場所で出逢う事はありませんでした。

☆人のかおり
 ベニヤマシャクヤクの群生地
遙かな山を、目線で眺められるような
山深い場所ではありますが
少し分け入って行くと
やや平坦な場所に苔むした石積みがあり
その昔、人が関わった匂いがします。

 植林の脇の自然林は
エノキや鬼胡桃、クヌギや栗などの大木が点在し、

 グイミの木も(嬉

☆虫たちの落とし物
 そして沢山落ちていたのが
「クスサン」別名「スカシダワラ」と呼ばれる
蛾の幼虫の抜け殻でした。

 手の込んだ作りで、
しかも大食漢なのかどれも大きな空き屋状態。
昔、籠編みの参考にしたようです。

☆恵み
 すぐ脇には地元の方が
水源地に利用されているのか
タンクのようなものもあり
私たちはその美味しい水のお裾分けを頂き
美味しい口福遊山の一日を楽しむ事ができました。
 ありがとう。。