猿板

遊山黒子衆SARUの記録

火ノ国遊山2008 山麓を巡る

久住高原

 登るごとに雲は去り
私たちの前に広がる風景は
遮るもののない独立峰の眺望でした。
◆風と共に昇る
 頂に続く最後の急な登りは
雨上がりの火山灰土を直に登る
足を取られる登りづらい道。
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 その息が上がるきつい登りも
残雲が絡む美しい表情で
私たちを励ましてくれました。

◆頂のこと
 頂に一株だけ咲いたミヤマキリシマ。
廻りの蕾達は写真では解りづらいですが
今年は多いようにも感じます。
 (見頃は今週末からかな?)

 花シーズンに賑わうピークを避け
頂上部の端に腰をおろしました。

 眼下には裾野に一気に下っていく
潔い風景が広がっています。

 そんな独立峰の気持ちよい一時に
 乾杯!
◆魔王の提案
 魔王は来た道下り
車を“長者原”に回すという。
我々に“坊がつる”から長者原に至る
火山独特の風景を見てこいとの
魔王の配慮でした。

 そしてその想いは
この後に待つ風景と共に
私の胸を打ちました。

◆tochikoは行く!
 “久住の別れ”から硫黄山を巻き
坊がつるに向かう“北千里浜”

 噴煙を上げる硫黄山の麓を進む
荒涼とした風景は
今まで経験ないものでした。

 そして途中で見つけた奇岩
 SARU岩(爆
 その道は九州で観た風景の中で
最も印象に残るものとなりました。 
 美しき火の国よ