猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏花巡礼福寿草 後編

福寿草

福寿草 家族の如く固まれり
 森が目覚める前に
天に向かい力一杯咲いていました。
◆回復のために
 かつての伐採により森が失われ
土壌が洗い流されたであろう山域に
リョウブなどが土壌を回復し始めた
絶妙なタイミングに福寿草が合ったのでしょう。
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◆花巡礼
 去年は前日からの降雪に埋もれながらも
健気に咲く花たちの姿に感動し

              <2007年3月8日撮影>
 今年は、お天道様をいっぱい浴びて
春を告げるかわいいパラボラアンテナを
のびのびと広げる姿に出会うことが出来ました。

 毎年訪れる同じ山でも同じ風景はありません。
お弁当と好奇心をザックに詰めて
まだ見ぬ風景を求める巡礼は
これからも続きそうです。
 通って見える風景
◆口福
 今回出発がその朝に決まったもので
料理の準備が出来なかったため
道中の香美市物部町で田舎寿司を求めました。
 こんにゃく、シホウチクリュウキュウ
 素朴な地元の素材たち
その飾り気のない味は
日溜まりに似合いました。
 私は和宏さんに甘えて・・・・ ^^;
 恵比寿さんも笑う春
◆湯気が立つ
 江戸時代「阿波国漫遊記」にも記述がある名湯
那賀町(旧木沢村)にある山の温泉「四季美谷温泉」
四国随一の泉質といわれる単純硫黄泉は
肌に染みいる気持ちよさでした。

 気持ちよく汗を流した後は、
やはり麺類ですよねぇ。
温泉のレストランで地元の素材
お陰様で良い休日でした。
 山菜蕎麦