猿板

遊山黒子衆SARUの記録

八田さんの山岳四季  「ザックの中身は?」

孤高のカメラマン

H19.7.31、合戦尾根にて

 「ずいぶん大きなザックですね〜。
 一体何が入っているのですか?」
「エッ、マ〜、夢をかなえる道具が一杯入っています。」
少々の強風でも微動だにしない骨太カーボン三脚
世界No1のレンズ2本を基本としたカメラ機材を加えた
夏山縦走幕営装備ザックはハンパではありません。
 一応、軽量化も考えます。
しかし、絶対にブレない10kg強の重さに絶えてくれる三脚
自分の思う構図に近いことを実現してくれるレンズとフィルムバックなど
夢をかなえてくれる大本命を削るわけには行きません。
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 (注:写真は2007年2月の石鎚山でのものです。)
 ならば山小屋泊。山の写真屋さんは、
「朝早く、夕は遅い」と、みんなの嫌われ者です。
元々縦走ヤでしたから「山はテント泊」のこだわりがあります。
よって、テント泊中の悪天候・就寝時などの快適さも考えます。
 結局の所、縦走ヤだった頃の装備に、
カメラ機材が加わったザックを、もう数十年背負っていることになります。
明日からもこの夢がかなえられるザックが必要です。
可能な限り続けてみます。
 尚、今山行の夢は、
燕山荘南側から槍ヶ岳方面のモルゲンロードを6×6望遠撮影でした。
 かなえられましたヨ


    60周年記念全日本山岳写真展「新人奨励賞受賞」に寄せて