猿板

遊山黒子衆SARUの記録

グランパース霧島ツァー同行記 大浪池を巡る

頂の慎子

 天に向かって登っていくような
開放感のある独立峰の急登は
大きな火口の縁にある最高点に至ります。
◆頂のこと
 直径約800m、深さ300mの断崖絶壁
その火口底は直径は約150mもあり
霧島複合火山の中で一番の規模を持ちます。
 雨が続けば湖が現れるとのことですが
今日はそれに会うことは叶いませんでした。
そしてその圧倒的な迫力を表す言葉はありません。
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 頂の爽快さと雄大な眺望を堪能し
眼下に青く輝く次なる目的
「大浪池巡礼」に向かいました。

◆紅葉のこと
 大浪池への下り道は自然林に囲まれていました。
土壌も自然条件の厳しい火山独立峰の山麓でも
木々は逞しく我々に「秋」を見せてくれました。

 そして人の関わりである「木道」は
私の痛めた膝にも優しく
木々の落葉と共に趣ある風景をつくっていました。

◆大浪池
 水質が強い酸性で透明度が高く
水面の標高は1,241mで常時水を湛える火口湖としては
日本で最も高い場所にある「大浪池」
 今日は穏やかに秋空を写しています。

 その鏡のような丸い湖は
神が天から覗いた時に
その御顔を写したかもしれませんね。

◆池を巡れば
 その火の山の縁を巡ることは
神に近づく行為かもしれません。
そんな我々を韓国岳
優しい顔で見下ろしてくれました。

 池の巡礼はまもなく終わります。
 後は県道まで下るだけです。
 そして私の頭の中は・・・・
「宴会」「温泉」が巡っていました。
 全く悟っていないようですね(笑)





 そして「高千穂編」へ続きます。