猿板

遊山黒子衆SARUの記録

それぞれの遊山 tochikoは「森の落とし物」

しば栗

 秋は「森の落としもの」探し
春に花を咲かせた植物たち
その成果の見せどころですね。
◇林道で
 今回は、ちいとの久しぶりの山行
楽しげにカメラを構える河童を後ろに
女同士のたわいもない会話を楽しみながら
いつもの道を歩いて行きます。
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 足下には「しば栗」がコロコロと
10月も後半になれば、
この辺りには「ヤマボウシ」の実も沢山落ちます。

 蔓を引き「サルナシ」切ってみたけどまだ若い・・(苦笑)
食べ頃はあと一月位・・・かな?

 一足先に色づきはじめた「ヤマブドウ
まだ青い「サンカクツル」
いつもの場所で季節を告げていました。
 そして珍しい河童の姿(笑)
◇森で
さて、いつもの場所にザックを降ろしたら
睡魔に取り憑かれたちいを残し、

 森の奥にいらっしゃる王者にご挨拶するため
その根元に向かって道無き沢を登りました。

いつもは水の中に沢山のドングリが落ちているのですが
今年は少ないですね。

 辺りには獣の足跡がいっぱいで
どうも出遅れたようです(笑)

◇SARUも木から・・・
 帰り道林道で、猿が食べ散らかしたアケビを見つけました。
見上げると、木の枝に大きく口を開けた実が!
止める河童を無視し
2mの擁壁を登り斜面を伝い、木の枝を引っ張った瞬間・・・アレ?
     ボキッ
バランスを崩したまま、林道に滑落してしまいました。

 幸い、頭は河童のザックがクッションになり
後は肘や膝の打撲ですんだようですが
帰りの温泉で悲鳴を上げ、
擦り傷と打撲の痛みで湿布貼りまくりの週明けでした(苦笑)
 でも森はデパートです。