猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長安野尾谷へ行く その沢のこと

夏の沢

◆深い懐より
 前回大雨による増水の為断念した
夏のSARUホーム「安野尾谷」にリベンジです。
安野尾は剣山系の西方「綱附森」の山麓にあり
清流物部川の源流の一つになります。
 綱附森は5月の店長が行くでも紹介したように
ブナを中心とする自然林に覆われ
豊かな森が生み出す豊富な水は
急峻な斜面に美しい渓谷を刻み
また住友産業が発電に利用しているもの頷けます。
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◆大栃から
 旧物部村でR195から県道に折れ
旧物部村の中心地「大栃」に入れば
大栃ダム湖の向こうに広い笹の頂を持つ
綱附森のなだらかな頂がどっしり座っています。

 「西熊渓谷」に向け車を走らせ
久保の集落を過ぎ沢に架かる小さい橋の手前にある
「安野尾口」のバス停が目印です。

 ここらか沢に沿って林道に入り
10分も進めば入渓ポイント水管橋に至ります。

◆高鳴る瞬間
 先日の大雨の増水からは
沢の水量は落ち着いていました。
でもいくら慣れた沢とはいえ
我々の考える万全の装備で向かいます。

 ハーネスをつけショルダーを締めると
心まで引き締まる想いがします。
この緊張の瞬間も堪らない魅力ですね。

◆水と戯れに
 水は常に表情を変え
時には風景すら変えてしまいます。
今日はどんな表情を見せてくれるのでしょう。

そしてガッツリ水に遊んでもらいましょう。
    いざ出陣です。