猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長嵐の後を行く 川に沿って

相棒と共に

◆嵐の後に
 日本列島に訪れた台風五号
今回も日本各地に被害をもたらし
四国も山間部を中心に大雨となりました。
 しかし今週末の天気は回復
土木事務所に確認したところ
私の思う道は大丈夫なようです。
(でも絶対はありません注意は必要です。)
 嵐の後にはその楽しみ方があります。
その一瞬の「旬」を追ってを石鎚山系を目指しました。
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 高知からいの町に入りR194へ
車から見る仁淀川は大雨で増水し
沈下橋も水煙に沈んでいるように見えます。

◆涼を求め
 旧本川村長沢からR194を別れ石鎚公園線へ
ここから吉野川に沿って源流域に進みます。
長沢ダムを過ぎればダム湖が現れ
今日は霧が覆い幻想的な風景になっています。

 最深の集落「寺川」を抜けたところに
吉野川源流点に至る「白猪谷」があり車を停めました。

 台風の後の沢の増水は「涼」を生みます。
これも台風の後ならではの風景でしょう。
増水した白猪谷からも涼しい風が吹いていました。

◆秋の予感
 林道沿いの沢もいつにない水量で
こちらも「涼」を添えてくれます。

 林道沿いにシシウドが咲いていました。
8月から咲き始めるこの花は
山に秋が近づいている事を告げてくれます。

◆風の通る峠
 県道は愛媛(伊予)と高知(土佐)の県境「予佐越峠」に至ります。
高い山の間にある標高1,500mに近いこの峠は
風の通り道となり今日も良い風が吹いていました。

 ここまで私の周りにあった霧も空に高く上がり
時折お天道様も覗いています。
さあお目当ての「伊吹山」は目の前に座っています。