猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長筒上山へ行く 森を抜けると

鳥居

◆丸滝山
 岩黒山からの下り道は
丸滝山大権現の鳥居と道場がある広場の前で
山麓を巻いてきた道と合流します。
 丸滝山の崖の頂には丸瀧蔵王大権現が祀られ
この山の持つ切り立った直壁は
勇壮な山伏達の修験場となっています。
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◆森の回廊
 筒上山へ続く道は丸滝山との鞍部に着くまで
急峻な斜面を巻くように下ります。
 険しい部分には橋が架けられ
その風景は森の空中回廊のようです。

◆原生の森
 筒上山は全体が深い原生林に覆われ
ブナやミズナラなど大木が
ほど良い間隔で棲み分けています。

 山腹を横切る道は遊歩道のように平坦に続き
木々も熱い日差しを遮り涼しい空気が漂っていました。

◆天涯の花
 実はこの森には宮尾登美子さんの小説で有名になった
天涯の花「キレンゲショウマ」の群生地があります。
(小説の舞台は剣山ですが)

 しかし今回花期には少し早かったようで
このような花が咲くのは7月の中旬位になると思います(苦笑)
<注:平成18年7月撮影>
◆石段を登れば
 なだらかな遊歩道は群生地から
古い苔むした石段に変わり

 その長く急な石段を登っていくと
自然石で出来た「石門」に出会います。

 そして石門を抜ければ一気に視野が広がり
目の前に巨大な石垣が現れました。