猿板

遊山黒子衆SARUの記録

木霊の森に行く 感謝し結ぶ

栃の葉

◆かごめかごめ
 原生林の最深部に鎮座する
「猪伏の大トチ」と呼ばれる巨木は
推定樹齢は600年を超え
樹高30m、幹周626cmという巨大な体は
おそらく栃の個体としては限界まで
成長しているだろうとも言われています。

 見上げるとめまいを起こしそうな大木を
みんなで囲んでみたところ
6人目でやっと手が繋がりました。

◆出会うこと
 もしもこの木になったドングリが
町に落ちていたなら、この大きさになり得たか?
私はこの森があればこその成長であり
この木自体が「森」であるように感じました。

 そしてそう思えたのも
この霧の風景に出会えたからでしょう。
雨も良しとして出かけたからこそ
出会えた風景であったと思います。

◆野宴のこと
 お昼は姫鶴平キャンプ場をお借りしました。
風はありますが幸い雨は止んだようです。
そして野宴と言えば和宏さんです。
今回の和宏スペシャルは「そうめん」

 具はすべて和宏さんの手作りで
当日早起きして準備してくださいました。

 つづいて登場「猪肉の串塩焼き」
これが信じられないくらい柔らかくて旨い!

 実はそうめんも猪肉もそうですが
食材を快く提供してくださったのは
今回参加できなかった和宏さんのご友人公文さんです。
そんな真の黒子に参加者を代表してお礼申し上げます。

◆祝うこと
 実はこの日今回参加したアスナ
20才の誕生日でもありました。
そこでSARU流で祝いを行おうと
密かに構えていた「山猫ケーキ」

 前の晩から仕込んだシフォンケーキに
生クリームはその場でホイップ

 皆で気持ちを持ち寄り
山も祝福してくれたのではないかと思います。
今回もそんな仲間に感謝
そしてSARU一同アスナの成人にお祝い申し上げます。

                blog Rankingへ 今日からアスナはドングリを育てる森になるのです。