猿板

遊山黒子衆SARUの記録

木霊の森に行く 道を決めること

雨に唄えば

◆好転の兆し
 前日から予報は好転していました。
でも梅雨前線は気まぐれです。
天気により2つ選択肢と装備を構え
現地で判断することとして
四国の妖怪が動き始めます。
 今回は魔王、野垂れ、天狗、河童の妖怪四天王に
SARUの和宏さん、tochiko、山猫
天狗の愛する子供達アスナ、ダイキ
そして4人目の「SARU体験希望者」ミカさん
計10名の大所帯で梅雨の遊山に向かいました。

◆残された森
 今回の遊山は「四国カルスト」にある
原生の森「ケアキ平」です。
四国カルスト愛媛県高知県との県境にある
標高が約1,400m、東西に約25kmに広がるカルスト台地

 その昔は野焼きによる茅や山菜採取から
現在の酪農やスキー場・国民宿舎の観光開発など
地元の人たちの生活に深く関わってきた山域です。

 その山腹にあるケヤキ平の森は
そんな人の手を免れ
かつてあった姿を今に伝える森で
その最深部には森の主が鎮座しています。

◆山の天気
 集合場所津野町の道の駅で回復と判断。
ケアキ平遊山は決定として現地に向かいましたが
tochikoの故郷檮原町に入りカルストに上がるにつれて
ガスが濃くなり小雨まで降ってきました。

雨に唄えば
 登山口についても小雨は止む様子はありませんが
風は弱くむしろ霧の風景は美しく感じました。

 今回の行程は短くせっかく集まったのですから
この機会に霧雨の森を散歩しませんか。
そしてこの風景が今日の日の「一期一会」かもしれませんよ。
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