猿板

遊山黒子衆SARUの記録

西熊山単独遊山 結

夜明け

◆雨上がりの朝
 日が長くなったせいか
昨夜は日暮れ前に眠りに落ち、
日曜日は夜明け前に目覚めました。
 日の出前の空は青く三日月が浮かび
どうやら天候は回復のようです。
 鳥たちも目覚めたようで
賑やかに鳴き始めています。

◆朝のこと
 朝食のためdragon flyに火を熾せば
心強い音が小屋中に響きます。
でも貸し切りだからいいものの
このバーナーは山小屋では向きませんね(苦笑)

◆頂へ
 朝食の後は昨日見送った頂へ
実は小屋から30分足らずで登頂できます。
 稜線は広い笹原で島のように点在する
コメツツジミツバツツジの新緑が印象的でした。

 残念ながら頂はガスの中でしたが
まあこれも今日の風景一期一会でしょう。
これがあるから次がある。又来るね!

◆森の妖精達
 今回出会った森の妖精たちをご紹介
義経を想い舞う静御前の名をもらう
フタリシズカ
幽霊茸の別名を持つ奇妙な植物
<ギンリョウソウ>
清流に正に花を添える
<マンネングサ>
決して当てにしないで食用菌
<ヌメリスギタケモノドキ>
◆革命児たち
 登山口から数歩あるいた瞬間に
「防水性」はこのザックの
機能の一つに過ぎないことに気づきました。
ザックが進化して至るべき形

 カタログや他のサイトに載った姿より
フィールドで見る方が美しかった。
かつて経験のないこの背負い居心地は
未だ言葉が見あたらず、もう少し付き合って
いつか報告出来たらと思っています。
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