カンカケ谷に沿って登る
このルートの魅力は
水と森の美しさにあります。
登山口から一番目の出会いは、
細い沢の日陰に静かに咲く
「ユキモチソウ」でした。
沢筋を歩いていると
水を好むサワグルミやケヤキ
トチ、アサガラなどを多く見かけます。
標高1000m付近は
まだ芽吹きが始まったばかりで
明るい緑の陽を浴びながら登ります。
その陽を浴びて、満開を迎えようとする
「ヤマシャク」の群生地出会いました。
トチとヤマシャクは同じ環境を好むのか
必ずといっていいほど共に植生をなしています。
春は足元から
バイケイソウが葉を大きく広げ
春なのに「ナツトウダイ」も(笑)
大好きな「シロバナエンレイソウ」も
咲いていました。
稜線に顔を出せば
ダケカンバの森はまだ冬の風景
「ナナカマド」の芽はまだ赤く閉じ
陽射しだけが春を告げているようでした。
そしてテント泊初体験の山猫さん
楽しい夜を過ごした後の帰る道すがら
「帰りたくない〜」と何度聞いたやら・・・(苦笑)
そんな彼女を見送る「ヒメウツギ」は
「楽しかったね。またおいで」と微笑んでいるように見えました。
こちらこそ春の出会いをありがとう。
☆おまけ
天狗塚の上で扇!(大ワザ)な図
よくぞやった3人組(爆
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