猿板

遊山黒子衆SARUの記録

「春猿」神隠し遊山 前編

いざ!

神隠
 猿板体験希望第2弾は身内から
電脳秘書ちいの妹けいと姪っ子2人です。
当初「こどもの日」にプレゼンツ予定でしたが、
雨天の予報で「みどりの日」に決行となりました。
 そして子供といえば神隠しの天狗でしょう。
この日も讃岐から長男を連れて参上し、
物部専属カメラマン野垂れも参戦です。

◆西熊の森
 神隠しの場所は河童は15年来通い続け、
天狗はその神隠し場所の一つとする
SARUホームベース「西熊の森」です。
その森に至る林道は美しい自然林を対岸に望む
すばらしい風景を持っています。

 標高1,200m付近にあるこの森は、
今、新緑の最前線にあるようで、
冬眠から目覚めた木々が
若葉を開き始めていました。

 まだ葉緑素を出し切っていない
その若い葉は日の光を透かし
林道には緑の光線が降り注ぎます。

◆春の紅葉
 木によっては若葉を出すときに、
後から葉緑素を送るものがあり、
先行する色素によって
赤や黄色の芽吹きもあります。

それは木が葉緑素を幹にしまう「紅葉」の逆の現象で、
我々はその風景を「春の紅葉」と呼んでいます。

◆森へようこそ
 林道の終点には異次元へのトンネルが
ぽっかり大きく口を開けています。
子供たちよ、これを抜ければ、
その先は神隠しの森だよ。

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