猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 二つの帰郷

山葵の花

 私たちには滋賀に住む
弟と妹(と思っている)がいます。
彼らが高知大に通っていた頃からの縁で
かれこれ10年以上になるでしょうか。
 二人とも、それぞれ県外の出身ですが、
高知を第二の故郷と想ってくれて、
高知にはいつも「帰る」と言ってくれます。
 そして今回、別の用事で帰郷する弟から連絡があり、
2歳になる長男じゅんも一緒とのこと。(わーい!)
残念ながら、妹は2人の子供とお留守番です・・・・(また逢おうね)
 
 お約束のハグハグ♪でお帰りなさい。
土佐の食材で、ささやかなおもてなしです。

 実は弟は瀬戸大橋、黒部ダムの巨大な人工物や、
黒部峡谷の岩盤などの安全性の調査にぶら下がる職業クライマー。
その仕事や夏の遠征沢計画、家庭の話などで、
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

 翌朝は電車の大好きなじゅんのリクエストに答えて
路面電車〜JR南風を乗り継ぎ、帰路につくとの事。

 別れ際の安全地帯で路面電車を見つめる親子の姿が印象的で
兄と姉は幸せであり、ちょっぴり寂しかったです・・・。
帰ってきてくれて ありがとう。

 さて、今度は私たちのお彼岸里帰りです。
菜の花が咲きほころぶ里では、
お参りに来てくださる方への
おもてなしの準備が始まっていました。

 メインは「皿鉢」
仕出し屋さんのように豪快ではありませんが、
田舎の皿鉢の盛り合わせは、一つ一つが手作り。
酢でよく締めた鯖の姿寿司を中心に、
周りに巻き寿司、煮物、揚げ物、練り物、ようかん、フルーツまでもが
盛り合わされていきます。

台所で手伝い(のようなこと)をしていても
もたもたしていたら、
厳しい母の言葉が飛んできます。
それでも久しぶりに集まった家族が力を合わせ、
母に近づくべく頑張りましたよ〜。
「手抜きは心抜き」
そんな言葉を思い出しました。  

 あ・・・
すっかり大人の貫禄も出てきたミイ子。
だけどヒサヒトポーズは健在でしたよ。
(悪さもしてますが・・・ね)

blog Rankingへ いつもでも お帰りなさい。