猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長手箱越えを行く 起

快走

◆信仰の道
 現在の霊峰石鎚山への道は、
高知と松山を結ぶR33から
久万高原町より石鎚スカイラインを経て、
土小屋から登るルートがメインになっています。
 しかしその便利な道が出来る前の、
高知からの霊峰への参道は、
最深部旧池川町安居からの
「手箱越え」と呼ばれる長い山道でした。

◆山が呼んだ
 休みの前日は寒冷前線の通過により、
四国は雨でしたが、
前線が通過した後は、
風が吹き付ける弱い冬型になるという。
これは冬の風景に出会えるかもしれない・・・。
私はこの休日に手箱越えで
稜線に上がってみることにしました。

◆清流を遡る
 高知からR194でいの町へ、
仁淀川」を遡り、支流安居川に折れ、
R439に乗って旧池川町に入ります。
早朝の清流に沿ったドライブは心地よく、
心と体が「山仕様」に変わっていくのを感じます。

◆渓谷に沿う
 手箱山への参道は、
景勝「安居渓谷」の奥から始まり、
観光地として整備された施設を過ぎれば、
未舗装の林道に変わります。

ここからは車高の低い車は厳しいようです。

◆遊山へ
 途中路肩の崩壊が行く手を遮り、
車での移動はここまでのようです。
しかし幸い少し手前に車を停められる広い場所があり、
ここから林道を歩き始めることにしました。

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