猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長の独り言「雪に想う」

kurokoshusaru2007-02-03

雪が積もれば静かになります。
それは雪が吸音材の役目をするためです。
しかし、雪の降り始めに落ち葉や、
テントに当たる時に音を立てる事があり、
一人でテント泊をしているとき、
その音で雪が降り始めたことを
感じるときがあります。

でも積雪があれば正に静寂の世界です。
白い世界に降り続く雪をみていると、
耳がおかしくなったように想うことがあります。
しかしその舞う雪をみていると、
心の中に音が生まれることを感じます。

「雪やコンコン」「しんしんと降る」など、
先人も同じ思いをしたのか(笑)・・・


私は一人雪中泊をしたとき、
降り続く雪をみていて、
三味線の音を感じたことがあります。
おかしいでしょう?

きっと日本の風景には
日本の音が合うのでしょう。
私の遺伝子に組み込まれた
日本人の血を感じた瞬間でした・・・。