猿板

遊山黒子衆SARUの記録

皿ガ峰冬枯れ遊山 承

ちい

◆電脳秘書
 メンバー紹介シリーズも、
いよいよ電脳秘書ちいの出番です。
彼女は皆さんご存じ、
プロのグラフィックデザイナーで、
遊山黒子衆SARUのHPや、
ブログのデザインを担当しています。
もちろんSARUのロゴも彼女のデザインで、
現在SARU−Tの制作も行っています。
 そんなハイスペックマシーンを自在に操る彼女は、
長い登山歴の持ち主でもありますが、
その仕事柄トレーニングの時間が
思うようにとれないのが悩みのようです(笑)

◆風穴
 今回はショートコースで、
殆ど空身でのお手軽遊山です。
(食事も登山口に帰ってとなります)
 登りはじめは植林帯になりますが、
歩きよい階段が整備され
明るい林はさほど違和感は感じません。

 登り始めてすぐのところに
風穴と言われる落盤帯があります。
秋岡さん曰く、夏にはその岩の間から、
涼しい風が吹いてくるとのことでした。
 ところでこの石室のような穴は何だろう?

◆眠る森
 やがて森は自然林へと変わっていきます。
大きなブナや

ケヤキの大木が我々を迎えてくれました。

◆ある出会い
 冬眠する森の中で、
良い感じの倒木を見つけ撮影していたとき、
「私も木を写すのが好きなんです。」
と後ろから声をかけられました。

 振り向くと美しい白髪の女性が、
カメラを持って立っていました。
「中々絵になりませんね。」
私が答えるとニッコリ微笑み、
森に消えていきました。
 よく似合っていた赤いベレー帽が
とても印象的でした。

 終えて見える風景もあり、
季節は巡る。

良い旅をされているだろう素敵な方との一瞬の出会いでした。

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