正月気分もあっという間に、２００７年スタートですね！
今年もよりパワーアップして「店長が行く」を報告したいと思います。
今日は四国の雪について独り言を少し・・・！
先週の剣山遊山でもおわかりのように、
四国はほぼ無雪と言っていい状態で、
新年を迎えました。
でも去年が異常に雪が多かっただけで、
最近の四国はこれぐらいのものです。
実は四国には大陸の雪が降ります。
古い地層である
標高の低い中国山脈の上空を通過した寒気は、
暖かい瀬戸内で再び水分を持ち、
東西に尾根を張る四国山脈にまともにぶつかり、
大量の雪を降らせることがあり、
場所によっては２？３ｍの積雪をみることもあります。
それは通年１？２月になることが多く、
これからが四国の雪のシーズンといえます。
又四国は冬に何回か雨が降り、
積雪の表面が固まることがあり、
雪崩の原因となる弱層を形成しやすく、
危険を伴う場合があるので注意が必要です。
そんな特殊な条件を持つ山域ですが、
冬期は極端に入山者が減りトレースも期待できず、
又有人の山小屋等の施設は年末年始の剣山と、
笹ヶ峰の丸山荘の２箇所以外は冬は皆無と言っていい状態で、
山岳救助隊も長野県などの規模は持たず、
緊急時の対応は全て自己責任で行う覚悟も必要です。
そんなある意味厳しい条件ではありますが、
他に人がいない静かな山を楽しむことも出来ます。
そんな四国の山々が私は大好きです。
今年は積雪が少ないようですが、
あるがままの自然を感じて行きたいと思います。
あるがままの自身でいる為に・・・！
