猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長が白い霊峰を行く 起り

魔王号

◆寒気到来
 今年最初の本格的な寒波が
西日本に訪れました。
暖かく雪が降らないこの12月を、
悶々と過ごしていた私の心が騒ぎます。
 ちょうど携帯電話が鳴り、
魔王様も同じ想いだったようです(笑)
 そんな2人が休みを合わせ、
今年最後の山行を、
霊峰石鎚山で締めくくる事にしました。

◆閉ざされた道
 今回は日帰りのため、
頂上に一番近い登山口
「土小屋」を使用したいのですが、
土小屋までのスカイラインは、
冬期閉鎖されています。
 時間をかければ他のルートもあるのですが、
北壁の表情を見たい想いが強く、
今回はあえて高知県側の予佐越え峠から、
閉ざされたゲートを越え、
土小屋まで歩く事にしました。

仁淀川に沿う
 早朝高知を発ちR33
仁淀川を遡るR194へシフト
石鎚山系から生まれる
夜明け前の清流が美しかった。

◆夜明け
 旧本川村長沢から、峠に至る県道に入り、
ダム沿いの道を走りながら夜明けを迎えました。
 旧本川村の最深部寺川の集落を過ぎ、
氷室伝承を残す手箱山の水が下る、
「大瀧」に着けば峠はもうすぐです。
 胸が高鳴ります。

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