猿板

遊山黒子衆SARUの記録

霊峰梶ヶ森遊山 頂に至り宴で結ぶこと

遠くを望む

 梶ヶ森の頂上部は、
四国らしい広い笹原で、
スカッと抜けた、
気持ちの良い風景が迎えてくれます。
 その中心には車で上がることが出来る、
山荘梶ヶ森と天文ドームがあり、
小さいお子様とも気軽に訪れる事が出来る、
優しい山でもあります。

 又眺望も優れ、
この日は、あいにくの曇りでしたが、
幸い雲は高く、太平洋や剣山系も眺望する事が出来ました。

 我々が上ってきた道は、
頂上直下のキャンプ場に至り、
山麓からの車道と出逢います。
 もう頂上は目の前です。
荷物をデボし、頂上に向けラストアタックです(笑)

 しかも梶ヶ森頂上は、
決して迷うことはありません。
だってこんなに大きな標識があるんですもの!

 さて、和宏さんの登山スタイルと言えば、
その食事(昼食)への拘りです(笑)
頂上で万歳した後は、そそくさと山荘まで下り、
その脇にある綺麗な避難小屋を利用し、
持ち寄り「お楽しみ昼食会」を開催いたしました(笑)

 誰でも自由に利用できるこの小屋には、
畳敷きの部屋もあり、正にマヨイガですね。

さて今回のメニューは・・・。
 
イタドリの炒め物           数の子&エビス
 
ふぐのみりん干し           焼き網で焼き焼き!

 などなど・・・!
そしてメインは、
山仲間公文さんが猟った猪を使った「シシ汁」と
飯盒で炊いたポッカホッカの「銀しゃり」です。

 皆でつつけば、こんなに美味しいのは、
自然と笑顔のスパイスが
しっかり効いているからでしょうね。
 風景は冬枯れた寂びた山でしたが、
このマヨイガだけは、暖かさに包まれていました。

 今回は盲点のような身近な山の意外な良さにふれ、
楽しい昼食を頂き、正に遊山の極みだったと思います。
本当にありがとうございました。
 山神様に合掌。

blog Rankingへ さて来週は、久々の魔王登場です。