今回はsanaeさんのリクエストに応えて、
アウターウエアーについて私の考えを少々書きます。
まずその役割については、
1.防水(雪による濡れも含む)
2.防寒
3.防風
の3点が求められ、
雨風をシャットアウトし、
デッドエア(動かない空気の層)をつくる服と言うことだと思います。
ただ、体から出る湿気もシャットアウトするので、
ウエアの内部は蒸れたり、濡れたりしてしまいます。
それを防ぐためにゴアテックスなどの透湿性素材を使用し、
(ハードシェル)
発汗による冷えを防ぐ必要があります。
特に今回特筆するのは、
昨今「より早く、軽く」などの目的で、
雨が予測されないフィールドでの使用を前提に、
「ソフトシェル」が注目され、
現在沢山のアイテムが出ています。
これは、さらに透湿性を強化したものですが、
そのために防水性を犠牲にしているとの認識が必要で、
晴れでも低温強風が予測される、
又は、降雪のみのフィールドに限定されると思います。
そこで我々の悩みの種は四国の冬期です。
冬でも平気で雨の降る四国。
私もかつて雨を想定していなかったため、
ウエアーでひどい目に遭った事があります。
時にウエアーの選択は命に関わる事もあり、
十分気象条件などに注意をする必要がありますね。
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