猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長の独り言「冬に向かってアンダーウエアー編」

kurokoshusaru2006-11-11

皆さん秋の三連休は如何お過ごしでしたか?
我がSARUは東京からしぞうさんご夫妻をお迎えしていましたが、
暦のない仕事をしている私はお留守番でした(涙)
でもしげぞうさん達にも喜んでいただけたようで嬉しく思います。
今度来たときは遊んでくださいね!


さて先週までは、
冬に向かう体作りというか、
心構えみたいな事を止めどなく書きましたが、
装備の冬支度は具体的でないといけません。
今回は肌着について書いてみたいと思います。


冬は外気温が下がることは勿論ですが、
ラッセル等以外と運動量が多く、
発汗による冷えも対処しなくてはなりません。
化繊の下着はここで説明の必要の無いくらい常識になっていますが、
我々SARUは数年前から天然素材に着目し、
実際フィールドでテストを繰り返しています。

その中でもダントツのお気に入りは、
昨今やっと商業ベースに乗ってきた「ウール素材」です。
数年前までは、チクチクした刺激があったのですが、
加工技術の発達により、今ではシルクライトなモノまで出ています。

又、キューティクルを持つ素材ですので、
温度や湿度の自己調整能力を持っており、
対応気温範囲が広いのも魅力です。


ただ乾きが化繊に比べ劣るため、
濡れて冷えないとは言っても
大量の発汗を伴う条件では限界があるようです。
気温の比較的高い冬山である四国は、
行動時は化繊で登り、停滞時にウールに着替え、
シュラフの中で化繊を乾かし、
翌日着替えるのが正解の様ですね。


正しいアンダーウエアーの着方は、個人差もあり
冬山に向かうには、自分に合った着方を把握し
より快適に冬山に向かいましょう!





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