猿板

遊山黒子衆SARUの記録

秋猿初陣三嶺幕営遊山 承

階段?

◆八丁避難小屋
 このコースには避難小屋が3つあり、
最初に出会うのが「八丁避難小屋」です。
光石登山口から約1時間、
三嶺と西熊山の分岐点にあり、
水場がある良い休憩ポイントです。
又ここまでは不自然な階段がある植林帯ですが、
ここから上は完全な自然林です。
やはり自然な森と道の方が体は喜ぶようです。

◆河童流休憩
 休憩は1時間毎だと言われますが、
私は気持ちの良い場所があればどこでもゆっくり休み、
無ければ1時間でも2時間でも歩き続けます。

 西熊の森には私の休憩ポイントが幾つかあり、
特にこの河原はお気に入りの一つです。
 森に朝日が差し始めました。
ザックをおろし、ゆっくり休んで、
オカメ岩までの急登に臨みましょう。

◆オカメのコル
 自然林とは言え長い急登が続きます。
喘ぎながら登り切り視野が開けると
西熊山西鞍部「オカメのコル」直下にある
「オカメ岩避難小屋」に到着します。

 妊婦であったオカメさんがここで亡くなったという、
悲しい話がその名の由来となったオカメ岩につけば、
眺望の良い稜線沿いのコースになり、
秋晴れと清々しい秋風が気持ちよくなります。
さあもうワンピッチで西熊山ですよ。

◆西熊山着
 気持ちよいお天気に助けられ、
予定通りお昼に着くことが出来ました。
広い笹に覆われたピークには、
コメツツジの群生が点在し、
気の早いものが赤く染まり始めています。

それは澄んだ高い青空と共に、
秋の訪れを告げているようでした。

ここへ来て初めて目標の三嶺が見え、
その秀麗な姿は最高のスパイスです。
さあ、お腹もぺこぺこ「お昼」にしましょうよ。

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