もう何年前になるだろう、
ちょうどこの季節の炎天下の、
ある山域を縦走中に、
大量の汗をかき始め、
頭痛、めまいやがて吐き気を覚えた事があります。
幸い不調がピークに達する前に、
ちょうど山小屋に着き、
休憩し体を冷やし回復することが出来ました。
今考えると、熱中症の前段の、
熱疲労(日射病)だったと思います。
気温や湿度が高い場所での激しい運動で、
体のクーリングが追いつかなくなって起こるもので、
帽子の着用、濡れタオルによる冷却などの他、
給水も大切なのですが、
水だけでは電解質が不足し、
熱けいれんを起こす場合があるので、
電解質を含むスポーツドリンクや、
薄い塩水を摂ることも大切です。
適度なトレーニングで発汗し、
汗腺の働きを高める事も予防となり、
入山前の過労、睡眠不足などを避けることも大切です。
熱中症は意識.行動障害だけでなく、
死に至る場合もあり十分な注意が必要だと思います。
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