猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんと愉快な仲間達 天涯の花の遊山 承

傘と手拭いと木の杖

◆住友の森から登ること
 前回は林道を歩いてナスビ平に登りましたが、
今回は暑い日差しと吸血虫を避けるため、
渓流沿いのコースをとりました。
登山口は「住友の森フォレスターハウス」にあります。

 この施設は整備された静かな遊歩道を持ち、
誰でも自由に森林浴が出来るよう解放されています。
我々は、やがて敷地内遊歩道を離れ、
渓流沿いに森深く入っていきました。
 
◆渓流沿いに登ること
 特に暑い時期の稜線歩きは、
汗がどんどん蒸発するため発汗が止まらず、
脱水や熱中症を起こすことが多々見られます。
 しかし日差しを避けた木陰のコースは、
気温が高くても汗が汗として残り、
脱水などに陥りにくく、又虫も少なめで、
快適に歩むことが出来ました。

◆河童が蓑傘を被ること
 この時期の私のお気に入り装備は「蓑傘」です(笑)
日差しを避ける意味もありますが、
どういう理屈か吸血虫「ブヨ」が顔に寄ってきません。
不思議ですね。先人の知恵には脱帽です。
 皆さんも如何でしょうか。
えっ、ビジュアルがイマイチ?
そうですよね、振り返ってこんなのがいたら不気味ですよね(笑)

◆途中出逢った夏の花のこと

 トンボソウ

 カニコウモリ

 ハガクレツリフネ

 貴重なきのこ「ハナビラタケ」です。
美しい上に優秀な食用菌で、
天ぷらにしたら、イカと間違うほどのおいしさです。
 そんな花達に励まされながら、
植林帯のキツイ葛籠折れの登りを、
グングン核心に近づいていきました。

blog Rankingへ 次回こそ、いよいよ核心ですm(__)m