猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き シルクロードの友のこと

kurokoshusaru2006-06-29

先週、野垂れさんのブログを読んで、
嬉しくなる事がありました。
   「写真・カメラ・時々独り言」へ
 縁あって、(偶然は必然?)
野垂れさんと河童がシルクロードを旅している途中、
トルファンという街で、ママトさんというガイドと知り合いました。
 その時の旅行がきっかけで、
私もトルファンに行く事になったのですが、
上海に着いた日から、喉の調子が悪くなっていた私。

ウィグルに向かっての、二泊三日の列車の旅+乾燥した空気で、
トルファンに着いてからは、さらに悪化していました。
上海の薬局で、通じない中国語と身振り手振りでようやく買った薬は
底をついてきました。
しかし、
自分には合わなかったのか、症状が改善される様子もなく、
咳が続くため、夜も眠れません。
ママトも初めてという、降り続く雪。

日本から遠く6000kmの、
遠く寒い異国の地で、いつになく心細くなっていた時でした。
ママトが、いい薬があるからと、
ツアーのはじめに薬屋に案内してくれました。
 私にはなんと言ってるのか全然わかりませんが、
店のオーナーに、症状について説明をしてくれているようでした。
そこで40元くらいで買った(¥600くらい)薬を飲んだおかげで
驚くほど回復し、後のシルクロードの遺跡探訪を楽しむ事ができました。
(ママトは胸を張って地元新彊の薬よー、と言っていました)

 今度、野垂れさんのご友人がトルファンに行かれるとの事。
その時、ママトの家でお預りした、
大切な大切な結婚式の時の写真が
野垂れさんの手によって大きく引き伸ばされ
ママトの手に届くなんて。

日本と違い、向こうの国では写真は、
まだまだ貴重品で、とても大切にされています。
チェキで撮した写真を渡した時の幸せな顔、顔、笑い声。
いろんな方との
素晴らしいご縁に謝謝

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