林道を少し行くと高知営林局の看板があり、
ここから山道に入ります。
登山道は、緩い傾斜の植林を進みますが、
10分もすると私好みの自然林に入っていきます。
腰まで伸びた笹が行く手を邪魔する箇所もあり、
それはそれで楽しいものですよ。
所々コケに覆われた倒木も味わいがあり、
またぽつんと、シダの群生地など
見とれてしまい中々ペースが上がりません。
やがてブナ林に囲まれた広地に出会いました。
休憩にはちょうど良いかな。
小休止しましょう。
さらにしっとりとした雑木林の中を、
快適に歩き始めました。
そろそろ視界が開け、
湿原が現れる事を期待しましたが、
中々その姿を見せてくれません。
高度はどんどん上がっていきます。
道沿いにテープが巻かれており、
誤ってはいないはずだが.....
少し不安になりながら登っていると、
山道が少し広がり下りにさしかかると、
植林に入り、尚も下りは続き、
ほどなく視界が開け、
やっと笹倉(さぞう)湿原に到着しました。
ウマスギゴケに囲まれたその姿は、
正に石鎚の庭園の名にふさわしいものでした。
来てよかった〜!!
ホンと不思議空間でした。
これから夏にかけ、コケのみどり色も
どんどん色濃くなってくることでしょう。
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